ダイエット中なのに自分をコントロールできず、つい衝動的に間食をしてしまった経験はありませんか?

がんばり屋さんほど、限界までストレスをため込んでしまいがちですが、ストレスの蓄積はダイエットを挫折させる原因にもなります。

もっと自然に、無理なく痩せ習慣を身につけたいなら今注目のヘルシースナッキングダイエットがおすすめ。ヘルシースナッキングダイエットはストレスとは無縁。「間食は敵!」とは考えず、間食を味方につける賢いダイエット方法です。

ヘルシースナッキングダイエットのルール

ヘルシースナッキングダイエットとは、3度の食事に3~4回の間食をはさむことでドカ食いを避け、なおかつ効率よくエネルギーを消費できる賢いダイエット方法です。以下に詳しいルールを挙げました。

■ プラスするのはパンやご飯などの主食ではなく、あくまでも間食(おやつ)です。
■ 時間帯は自由ですが、小腹がすいたと感じるタイミングがベスト。
■ 時間帯に制限がないとはいえ、就寝前の間食は控えたほうが無難です。
■ トータルのカロリー数は増やさないこと。成人女性の標準として1800から2000カロリー程度を目安にしましょう。

トータルカロリーが同じなら痩せないのでは?

食べる回数を増やしたからって、1日のトータルカロリーが同じなら何も変わらないでは?そんな疑問を抱く人もいるかもしれません。

なぜ食べる回数を増やすことがダイエットにつながるのか?それには、私たちの血糖値とインスリンというホルモンが大きく関係しています。

血糖値とインスリンと肥満の関係

血糖値とは、その名の通り血液中に含まれている糖(ぶどう糖)のことです。血糖値が濃くなり過ぎると、血管や神経に有害なソルビトールという物質が増加し、逆に薄くなり過ぎても、自律神経に影響を与えると考えられています。

そのため、適度な血糖値を常に維持しようと分泌されるのが、インスリンというホルモンです。インスリンは、糖をエネルギーとして消化できるよう促してくれますが、消化しきれない分は脂肪としてため込もうとします。

健康のため血糖値の上昇は避けたいけれど、かといってインスリンが脂肪をため込む働きだけは抑えたい。それなら!そもそも血糖値が濃くならないようにすればいいのです。

血糖値の上昇を抑えるために、食べる回数を増やす

お腹がペコペコの状態で食事を始めると、血糖値は一気に上昇します。しかし、ヘルシースナッキングダイエットは小腹が満たされている状態をキープしますので、血糖値は緩やかにしか上昇しないのです。

この場合、インスリンは効率よく糖をエネルギーに消化することに専念できます。今まで処理しきれず脂肪にため込んでいた分も、しっかり代謝に回せるようになるわけです。

ヘルシーなのでギルト(罪悪感)フリー

さて、間食といってもジャンクフードでは意味がありませんね。ヘルシースナッキングダイエットは、たんぱく質、ミネラルやビタミンなど不足しがちな栄養素を食べるのが黄金ルールです。

海外では、罪悪感を抱かなくてすむ無添加のおやつはギルト(罪悪感)フリーと呼ばれています。ヘルシーな食材を選ぶことで、「間食しちゃった……」という罪悪感からも解放されます。では、ギルトフリーな日本のヘルシースナッキングを紹介していきましょう。

森永製菓ヘルシースナッキング

基本的にはお菓子です。フルーツ味のグミが85カロリー、クランベリーと大麦シリアルのビターチョコ153カロリー、きなこと黒大豆のミルクチョコ158カロリーなど全部で6種類。低カロリーですが、どれも食物繊維5グラム以上、たんぱく質3グラム以上が必ず含まれているので安心。

合食ヘルシースナッキング

スルメやごぼうチップス、いりこと黒大豆など、おつまみに近いラインナップです。メニューによってメインとなる栄養素が違うため、体調に合わせて選べるのが便利。おすすめはビタミンCが豊富で歯ざわりの良いレンコンチップスです。

昔ながらのヘルシースナッキング

ベビーチーズやカリカリ梅、干し柿や干し芋だって立派なヘルシースナッキングです。ピクルス、ナッツ類やドライフルーツ、ヨーグルトなどの乳製品も間食に最適です。身近な食材も、新しい視点で見直してみれば、案外たくさんの選択肢がありそうです。

ヘルシースナッキングダイエットの注意点

ヘルシースナッキングダイエットには、あまりストイックなルールはありません。しかし、可能な限り間食1回につき200から300カロリー程度を目安にしておけば良いでしょう。

また、飲み物のチョイスに関しては盲点になりやすいので注意が必要です。ノンシュガーのコーヒーや紅茶なら問題ありませんが、カフェでクリームたっぷりの甘いラテを飲むのはヘルシースナッキングではありません。どうしても甘い飲み物が飲みたいのなら、果汁100%のフレッシュジュースに切り替えましょう。

ヘルシースナッキングダイエットまとめ

血糖値とインスリン、私たちの体の仕組みを上手に利用したヘルシースナッキングダイエット。ストレスと無縁だからこそ、長く付き合っていけそうなダイエット方法です。

栄養豊富なギルトフリーの食材を摂る習慣は、食生活全体のバランスを整えてくれます。ダイエット効果だけではなく、肌や髪にも良い影響が期待できるでしょう。ちなみに、あのミランダ・カーもヘルシースナッキングダイエットの実践者です。