2017年は、一世を風靡(ふうび)するようなダイエットブームは起こらず、代わりにライザップや筋トレ女子が話題となりました。健康志向とシニア層の増加によって、ジムやフィットネスクラブの数は年々増えています。美容と健康を同時に手に入れる人は、2018年にはもっと増えるのではないでしょうか?

マイペース型のトレーニングジムが増える

博報堂生活総合研修所の「生活者が選ぶ2018年ヒット予想」では、無人レジや宅配ボックス、VRや自動運転システムなどがランクインし、「ひとりで何とかする」「ひとり助け」がキーワードとして発表されました。

2018年のフィットネストレンドも、「ひとりで何とかする」がキーワードになりそうです。自分の力でダイエットを成功させる効率的なシステムを備えたジムが増え、パーソナルトレーナーに全ておまかせするプログラムは下火になるかもしれません。

注目したいフィットネスは、高負荷と低負荷の運動を短時間で交互に繰り返す「高強度インターバルトレーニングHIIT」、より筋トレに特化した「高強度サーキットトレーニングHICT」、もう少しソフトなものなら、カーブスが有名です。共通点は、最初のレクチャーを終えたら、基本的にひとりで実践すること。

また、ゲームセンターやクラブのような照明と音楽に合わせてワークアウトする「PRAMAフィットネス」もおすすめです。現在はティップ・クロスTOKYO渋谷のみで導入されていますが、世界的に流行っているため、これから導入するジムは増えていくでしょう。

日本産のスーパーフードが脚光を浴びる

最先端の食文化はどんどん健康志向となり、食材や栄養素についての一般知識もレベルアップしています。一昔前のスーパーフードは、モデルやセレブリティが食べる特別な食材でしたが、今は誰でも簡単に取り寄せられます。

さて、スーパーフードといえばチアシードやアサイー、ココナッツオイルなどが定番です。しかし、2018年のトレンドは日本産のスーパーフード。あらためて日本食の美容効果を認識するきっかけになりそうです。

 

2018年上半期ジャパニーズ・スーパーフード(日本スーパーフード協会)

第1位 ITハナビラタケ
特定の遺伝子を持つキノコ。女性ホルモンを活性化させる有効成分サイレントエストロゲンを多く含んでいる。株式会社インタートレードが特許出願中。

第2位 緑茶ボウル
緑茶のお茶漬け。最後に健康オイルをトッピングするのがポイント。

第3位 進化系ふりかけ
健康オイルや1位のITハナビラヒラタケなど、スーパーフードをふりかけに。

その他
玄米ぬか油、玄米甘酒、かす床やかす漬け、むらさきいもなど。

コラーゲンが再びトレンドに?!

コラーゲンは2000年代のブーム以来、消えることなく愛されている美容成分です。96.3パーセントの女性が「美容と健康によいと知っている成分」として、コラーゲンと答えています(資生堂の調査)。

実は2017年から、ひそかにコラーゲンアイテムが増えていることにお気づきですか?2018年は再びコラーゲンが、美容成分のトレンドとして返り咲くかもしれないのです。

すでに富士フイルムから「アスタリフトドリンク ピュアコラーゲン10000」が発売され、資生堂のサプリメントドリンク「ザ・コラーゲン」は、スーパーフルーツを配合してリニューアルしています。これには、ゼリーやパウダー状のコラーゲンを販売しているファンケルが、横浜市立大学との共同研究により、「経口摂取のコラーゲンペプチドは皮膚に届く」と発表したことが影響しているようです。

そして、コラーゲンの再評価は経口摂取だけではありません。ノエビアは、2017年12月にコラーゲン活性化美容液を発売していますし、2018年2月ドクターシーラボが、3月ニッピコラーゲン化粧品が、それぞれ独自の新成分を加えたコラーゲンアイテムを発売する予定です。

2018年メイクトレンドを予想

2017年現在の秋冬メイクは、ファンデーションはマットよりつや肌、リップはナチュラル、アイメイクは囲み目でしっかりというメリハリのあるメイクが主流です。

ミラノ、ロンドンなどで開催された2018年春夏コレクションを見てみると、モデルのポイントメイクはさまざまですが、素肌感だけは共通しています。したがって、2018年も素肌感を重視するメイクは継続しそうです。では、人気ブランドの春夏メイクをチェックしてみましょう。

シャネル ナポリ ニューシティ

シャネルの春夏メイクは、シャネル史上最多の9色アイシャドウと、リップパウダーが話題です。アイシャドウはグリーン、ブルー、イエローなどカラフルですが、明るいピンクや鮮やかなレッド系は含まれていません。珍しい「粉のリップ」は、塗るティントよりも自然に唇を染めてくれます。

ルナソル 可憐浄化

秋の「木漏れ日浄化」に引き続き、ルナソルの春夏メイクは「可憐浄化」。アイシャドウはマカロンをイメージさせるやわらかなパステルカラー。リップは発色が良いけれどシアーで控えめです。マカロンイコールマットというイメージではなく、あくまでも「つやを秘めたマットさ」を表現しているのがポイントです。

素肌感は継続 目元は色で遊ぶ

シャネルとルナソル以外のブランドでも、やはり穏やかな色で遊ぶ春夏メイクが提案されています。話題になるアイテムも、マスカラやアイラインよりアイシャドウが多いため、クッキリしたアイラインではなく、シャドウやクレヨンでふんわり囲むアイメイクが主流になるでしょう。

ワクワク予想しながら、2018年の美容トレンドについてお伝えしました。ぜひ今から気になるトレンドは先取りして、いち早く美と健康を手に入れてください。