アサイー、キヌア、チアシードなど、スーパーフードと呼ばれる食品は数多くありますが、なかでも最近マヌカハニーをCMやネットでよく目にします。
マヌカハニーとは一体どんなスーパーフードなのでしょうか。

マヌカハニーとは

マヌカハニーは高価なものにもかかわらず、さまざまな商品として目にします。
マヌカというのはフトモモ科に属する樹木の名前です。その花から採取したハチミツをマヌカハニーと呼びます。

効果・効能

ピロリ菌や大腸菌などの悪玉菌を殺菌して、善玉菌を活発化させるといわれています。虫歯菌ミュータンスにも効果的で、歯垢や歯肉炎を減少させるのです。口内炎も改善できてしまいます。風邪やインフルエンザのウイルスにも有効ですし、コレステロール値を下げたり、糖尿病の改善効果もあるとか。まさにスーパー・フードです。)

他のハチミツとマヌカハニーって何が違うの?

そもそもハチミツってどんなものかご存知でしょうか? ミツバチが集めた花の蜜……だけではないのです。ミツバチの代わりに人間が花の蜜を集めてもあの、ハチミツにはならないのです。ミツバチは集めた花の蜜を巣に持ち帰って加工しています。

ミツバチは体内の蜜嚢に蓄えられた花の蜜を、口器を使って膜状に引き延ばすのですが、このときインベルターゼというミツバチの唾液中の酵素が混入、花の蜜の主成分であるスクロース(ショ糖)がグルコース(ブドウ糖)とフルクトース(果糖)に分解されるのです。この過程で本来、花の蜜にはない成分も誕生するのです。
グルコースからグルコン酸という、整腸作用のある物質に変わるのですが、その生成過程で過酸化水素が誕生します。過酸化水素は人間の体内に入ると、カタラーゼという酵素の働きによって分解され、本来持っているはずの殺菌作用が失われるのです。

ところがマヌカハニーはカタラーゼの影響を受けません。マヌカハニー固有の要因、ユニーク・マヌカ・ファクターがあるのです。他にもビタミンB群やビタミンC、マグネシウムなどの栄養素が一般的なハチミツより優れているのです。

マヌカハニーの歴史

マヌカハニーはニュージーランド産。古くからマヌカの木をニュージーランドの先住民、マオリ族が活用していました。けがや病気の治療に、マヌカの樹皮や葉を役立てていたのです。マヌカはマオリ語で復活の木あるいは癒しの木という意味です。マオリ族と言えば戦いにも決してひるむことのない勇猛果敢な部族です。彼らが民間治療に使っていたのですから、その有用性がうかがい知れるというものです。

マヌカハニーの持つ特別な力?

マヌカハニーはハチミツでありながら、カタラーゼの影響を受けない奇跡のハチミツです。カタラーゼの影響を受けずに守り抜いた過酸化水素は活性酸素ですが、マヌカハニーには抗酸化作用もあるので過酸化水素の有用成分だけを活かせるのです。ニュージーランドではマヌカハニー配合の医薬品が病院でも使われています。

マヌカハニーの選び方

マヌカハニーにはカタラーゼの影響を受けない固有の要因、ユニーク・マヌカ・ファクターがあると言いましたが、この濃度が高いほどよいとされています。ユニーク・マヌカ・ファクターを略してUMFと表記するのですが、商品にはUMF10+、UMF15+のように表示されます。UMFの数値は、消毒液であるフェノール水溶液の濃度を基準にしているのです。

病院などで通常使用するフェノール水溶液が2~3%なので濃度10%という意味のUMF10+は驚異的数字です。もう1つ、MGO550+、MGO600+などの表示もあります。これは抗菌作用のあるメチルグリオキサールの量を表しています。1kgあたり550mg、600mgという意味です。一般的なハチミツが20mg程度なのでこちらの数値もスゴイのです。UMF、MGOともに数値の高いものを選びましょう。

さいごに

スーパーフードは、だてにスーパーフードと呼ばれているわけではありません。そう呼ばれるだけの理由があるのです。まだ研究段階ですが、マヌカハニーはガンにさえ効くかもしれないと言われています。もしそれが証明されたらスゴイですね。

注意点としては、絶対に1歳未満の赤ちゃんには与えないでください。ハチミツには蜜の採取段階で1歳未満の赤ちゃんには危険なボツリヌス菌が含まれている可能性があるのです。成人には問題がない量でも、抵抗力のない乳児には危険で死亡例も報告されています。マヌカハニーもハチミツですから扱いには慎重になるべきでしょう。