12月は忘年会に忙しく、年末の御用納めの後は家族旅行や帰省先での旧友との飲み会などが待っています。また、年が明ければ、おせち料理や新年会など年末年始は飲み食いに明け暮れる日々が続き、太る原因に事欠きません。

このように、正月は1年を通してももっとも太りやすくなる時期で、「正月太り」という言葉もすっかり世の中に定着してきました。とはいえ、年の初めは心身ともに万全の状態でスタートを切りたいものです。

そこで、この正月太りをリセットし、できるだけ早い段階でスリムな体型に戻すにはどうすればよいか、その方法について解説します。

正月太りをリセットする期間を設けよう

「正月なのだからちょっとぐらい食べ過ぎたって」と思い、実際に食べ過ぎてしまって後悔するという人もいるかもしれません。だけど、そんなときは後悔しなくてもいいのです。
1年間一生懸命働いてきて、やっと正月を迎えられたのですから、自分へのご褒美だと思って正月の三が日ぐらいは、ゆっくりと羽根を伸ばしてください。

正月に食べ過ぎたとしても、その分のエネルギーが即座に脂肪に変わるわけではなく、1週間というスパンで考えてバランスを取っていれば、十分に挽回できます。そして、お正月が終わったら、食べ過ぎてしまったエネルギーをリセットすべく動き出しましょう。

具体的には、正月休み明けにはリセットする期間を2~3日設けることをおすすめします。この期間には、食事の量や内容、就寝のタイミングなどを工夫することで正月太りをリセットできます。

その際、必要となるのはリセットに対する意識付けです。正月太りしてしまった自分の姿を鏡に映し出してみるとか、体重を測定して増えてしまった現実に向かい合うとか。そうすることでリセットを成功させたいというモチベーションを高めることが大切です。

食事の量や内容、就寝のタイミングが重要

では、正月太りをリセットする具体的な方法について解説します。

夕食の量を半減させる

ダイエットでもっとも効果的な方法は、食事の量を減らすことですが、昼間の仕事の効率を考えると朝食や昼食を減らすのはおすすめできません。減らすとすれば、夕食です。リセット期間中には、夜の活動を控え摂取するカロリーが少なくて済む状況を作り、夕食の量を半減させます。

おかずだけ減らすのか、全体的に減らすのかは、自分に合ったやり方で構いません。ただ、糖質は脂肪になりやすいため、その基になる炭水化物の量は抑えるようにするとよいでしょう。

代謝を促したり満腹感が得られる食材を選ぶ

リセット期間中、朝食や昼食は通常通りの量を食べても構いませんが、代謝を促し肥満になりにくい食材を選ぶとよいでしょう。具体的には、大豆製品や魚、肉などビタミンB群を多く含有する食材は、タンパク質・炭水化物・糖質の「三大栄養素」を分解しエネルギーに変えて代謝を促すので積極的に摂るようにしましょう。

また、噛み応えがあり満腹感が得られるキノコやコンニャク、野菜、海藻類は低カロリーで量を半減させる夕食にはもってこいの食材です。食物繊維も豊富なこれらの食材は、糖質が消化され吸収される速度を抑えます。また、脂肪が吸収されるのも抑制するため、腸内環境を整えるうえでも有効でリセット食としては適した食材といえます。

夕食後は早目に就寝する

夕食を済ませたら、早めに就寝することをおすすめします。夕食後、就寝するまでの間が長いとお腹が空いて何かを食べたくなってしまうものです。そうなると、リセットも失敗してしまいます。

「夕食後、すぐに寝てしまうと太る」ことが心配になるかもしれませんが、夕食の量は通常の半分程度ですから胃に負担がかかることも少なく、太る心配もないでしょう。

コンビニエンスストアで調達できるリセット食

最後に、近くのコンビニエンスストアで簡単に調達できる食材を使ったリセット食をご紹介します。

朝食のメニュー(369キロカロリー)

・ヨーグルト&玄米フレーク : 195キロカロリー
ヨーグルトからはカルシウムが、玄米フレークからは食物繊維がそれぞれ補うことができます。

・バナナ : 77キロカロリー
バナナは、食べた後すぐにエネルギーに変わりやすく、代謝を促すビタミンB6やむくみの解消に効果的なカリウムを含んでいてダイエット食として有用です。

・ソイラテ : 97キロカロリー
ソイラテは、材料の豆乳がビタミンB群を豊富に含み代謝を促しダイエット食として有用です。

昼食のメニュー(723キロカロリー)

・麻婆豆腐 : 241キロカロリー
中心の食材である豆腐にはタンパク質やカルシウムが含まれ、豚肉はビタミンB1が豊富で代謝を促します。

・豚汁 : 146キロカロリー
麻婆豆腐と同様に豚肉によって代謝が促され、一緒に入っている野菜は食物繊維が豊富でリセット食にうってつけです。

・ごはん : 336キロカロリー

夕食のメニュー(298キロカロリー)

・おでん(卵・つみれ・コンニャク・厚揚げ・大根2個) : 263キロカロリー
コンニャクや大根は、低カロリーで水溶性の食物繊維を豊富に含み、腸内環境を整えてくれます。大豆製品の厚揚げや卵はビタミンB群を含み、代謝を促します。

・キャベツの千切り : 35キロカロリー
キャベツは、ビタミンC、U、K、カリウム、カルシウム、ベータカロチン、葉酸など栄養豊富な
野菜で、特に胃や十二指腸を健康に保つ働きがあります。低カロリーなので千切りにして食べると結構な量を食べることができ、満腹感が得られるため、リセット食の夕食メニューとしてはうってつけの食材の一つといえます。

まとめ

毎年のこととはいえ、正月太りはうっとうしいものです。ですが、慌てないで冷静に対処すれば早い段階で元の体型に戻せますので、心配はいりません。恒例の行事だと割り切って、お正月は美酒美食を満喫してください。

ただし、正月が終わったら潔く気持ちを切り替えて、正月太りをうまくリセットしましょう。