忙しいとついつい飲み忘れてしまうサプリメント。飲みかけのサプリの袋が、いつの間にかバッグや引き出しの奥にたまっていませんか?今回は、2018年日経トレンディのヒット予測で16位にランクインした「貼るサプリ」についてお伝えします。貼るサプリには副作用がなく、飲むサプリより効果が高いと期待されているのです!

サプリってどういうもの?

サプリについての考え方は国によってさまざまですが、日本では「特定成分が凝縮された錠剤やカプセル形態の製品」と定義されています。また、健康食品とサプリは明確に分けられていませんが、薬とは明確に分けられています。例えば「◯◯が治る!」のように治療効果をアピールすると薬事法違反として罰せられます。

サプリと薬をあくまでも別ものだとしているのに、どうしてサプリを販売している病院があるのでしょう?それは、近年「健康長寿社会の実現」という国の方針によって、医療機関の業務範囲が広がっているからです。

2014年厚生労働省は、「患者の療養の向上のためならば、コンタクトレンズやサプリの販売を行うことは、医療法における附随業務にあたる」という見解を、あらためて関係機関に周知しました。

詳しくは⇒厚生労働省から関係機関への周知

サプリの分類

混乱してしまうほど種類が多いサプリですが、ベースサプリ、ヘルスサプリ、オプショナルサプリ、この3つに分類して組み合わせると分かりやすいかもしれません。

ベースサプリ

ベースサプリは、体のトータルバランスを整えてくれます。DHAやEPA、食物繊維、鉄分や亜鉛などのミネラル、アミノ酸といった栄養が凝縮されています。ベースサプリとしてポピュラーなのは、マルチビタミンです。

ヘルスサプリ

ヘルスサプリは、体力の維持や美容効果が目的のものが多いです。更年期の女性はイソフラボンやローヤルゼリー、体力が落ちてきた男性はプロポリスやカテキン、男女問わず疲れ気味ならセサミンといったところでしょうか?大豆やゴマ、ミツバチやお茶の葉由来の成分など、「昔から体に良いといわれているもの」ばかりですね。

オプショナルサプリ

オプショナルサプリは、民間療法として薬効の歴史があり、目的がハッキリしているものです。医薬品ではないけれど、「昔から薬代わりにされていたもの」ともいえます。ハーブや薬草、植物由来のセントジョーンズワート、マカ、ウコンがよく知られています。

貼るサプリ文化は海外から

貼るサプリは、禁煙パッチやサロンパスのようなシート状で、皮膚に貼ると直接成分が体内にいきわたります。意外ですが、サプリは飲むより貼るほうが吸収されやすく、なおかつ安全で副作用もないのです。

日本よりサプリ文化が根強いアメリカでは、医師がサプリを薦めることが珍しくありません。貼るサプリには、なんとキッズ向けのマルチビタミンまであります!確かに海外のサプリは粒が大きいので、子どもたちには飲みづらいのでしょう。

お水でサプリを飲むと、その成分の一部は胃で消化されてしまい、消化されなかった分を吸収するまでには時間がかかります。しかし、貼るサプリは胃を通らないので成分が減りません。皮膚からの経皮摂取と口からの経口摂取を比較すると、その吸収率は4倍も違うと考えられています。

元祖「貼るサプリ」はPatch MD

日本でメジャーな貼るサプリは、Patch MD(パッチMD)社のシリーズです。美意識の高い一部のインスタグラマーやモデルが、かなり以前から利用されていました。

肌にふれるものですから、手間がかかってもハワイやグアムの取扱店から取り寄せるか、日本の正規代理店を通すのがおすすめです。韓国製の類似品も存在しますから注意してください。

正規代理店エレメンタリスト

一度貼ったパッチMDは、約12時間効果が継続します。クリームやジェルは成分の吸収をジャマします。キレイに拭き取ってから、なるべく体毛の少ない部位に貼りましょう。

今後は国産の貼るサプリにも注目!

パッチMDの密かなブームを経て、2018年は日本国産の貼るサプリにも注目したいところです。国産の貼るサプリには、マイクロニードル製法という高い医療技術が用いられています。

マイクロニードルとは、従来の経皮摂取より吸収率が高く、すでに医療現場では定着している技術です。マイクロニードル製法を利用した貼るサプリは、主に美容の分野から続々登場しています。

●コスメディ製薬「クオニスダーマフィラー」
●資生堂「ナビジョンHAフィルパッチ」
●北の達人コーポレーション「ヒアロディープパッチ」

手軽に健康と美容をサポートしてくれる貼るサプリ。もちろんアレルギー体質の人、ばんそうこうや湿布にかぶれるような皮膚が敏感な人は注意が必要です。かゆみや赤みが出ないか、様子を見ながら使用してくださいね。