仕事に集中できない場合、考えられるのは睡眠不足やストレスなどです。これらは、外的環境も影響するのですぐに解消するのは難しい場合も多いでしょう。
そこでおすすめなのが、テアニンを含むお茶を飲むことです。ここでは、テアニンの効果や効率的な摂取方法についてご紹介します。

テアニンとは

テアニンとは、アミノ酸の一種で緑茶の旨味成分です。お茶の旨味はアミノ酸によるものと考えられており、お茶に含まれるアミノ酸の多くを占めるのがテアニンです。
他にも、セリンやアルギニン、アスパラギン酸、グルタミン酸などのアミノ酸が含まれています。
また、ポリフェノールや有機酸なども旨味に関与しています。

テアニンの含有量は、抹茶が80mlあたり36mg、玉露が34mg、煎茶10mg、番茶3mgです。
一番茶の方が二番茶よりも多くのテアニンを含んでいます。
また、玉露は日光を当てないように栽培するのですが、これによってカテキンの生成が抑えられ、結果的にテアニンの量が多くなるのです。

テアニンが集中力をアップさせる

テアニンには、集中力を高める効果があるといわれています。偽薬とテアニンを使用した試験では、テアニンを摂取した群の方が集中力は高くなったとの結果が出ています。
これは、テアニンが脳まで運ばれることで、神経伝達物質のドーパミンやセロトニンが影響を受けるためだと考えられています。

テアニンのその他の効果

テアニンには、ストレス解消効果や冷え症改善など様々な効果が期待できます。

・ストレス解消
テアニンを摂取することで、脳のα波が増加し、ストレスが軽減されたとの結果が出ています。
現代社会はストレス社会とも呼ばれるように、強いストレスを慢性的に受け続け、うつ病になる人も珍しくありません。テアニンをうまく活用して、ストレスを解消させましょう。

・冷え症改善
脳からα波が出ることによって血管が拡張し、手足が冷えにくくなります。冷えに悩んでいる方は、テアニンを摂るとよいでしょう。

・PMSの改善
PMSとは月経前症候群ともいい、生理2週間ほど前から倦怠感や眠気、イライラ、不眠など様々な症状が現れるものです。
PMSに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。テアニンを摂ることで、これらの症状が軽くなったとの声があります。

・更年期障害の改善
閉経の前後10年間のことを更年期といい、このときに起こる頭痛や多汗、動悸、イライラ、不安など複数の症状を伴う状態を更年期障害といいます。
テアニンを摂ることで、更年期障害の改善がみられたとの報告があります。

・緊張を和らげる
人前でのスピーチやプレゼン、観客がいる中でのスポーツは緊張してしまうという方が多いのではないでしょうか。
テアニンには、緊張を緩和させる働きがあるといわれています。失敗できないときにテアニンを摂るようにしましょう。

テアニンの効率的な摂取方法

200mgのテアニンの摂取で効果が現れたとのデータがありますが、200mgものテアニンを摂るためには、抹茶は6杯、玉露も6杯、煎茶20杯、番茶67杯も飲む必要があります。
また、お茶には血管を収縮させたり緊張させたりするカフェインも含まれているので、飲みすぎるとカフェインの過剰摂取になる可能性があります。

テアニンは、このような理由によりお茶から十分に摂ることが難しいので、サプリで補うようにしましょう。
サプリであれば、簡単に200mgのテアニンを摂取できます。
1粒あたりの含有量は商品によって異なるので、過剰摂取にならないよう注意してくださいね。

テアニンに副作用はある?

テアニンに副作用はありませんが、血圧を下げる作用があるため、降圧剤との併用は避けてください。血圧が下がりすぎることで、身体に異変が生じる可能性があります。
サプリから摂る場合は、含有量をよく確認して、1日200~300mgを目安に摂りましょう。

なお、テアニンには摂取上限が決められていません。しかし、大量摂取でどのような症状が現れるのかデータがないので、1日の目安を守った方がよいでしょう。

テアニンは補助として活用しよう

テアニンのストレス解消や冷え症改善、集中力アップなどの効果は、劇的なものではありません。あくまでも、補助としてテアニンを活用しましょう。
次のような行動によって、ストレス解消や冷え症改善、集中力アップが期待できます。

・ストレス解消
十分な睡眠や趣味への没頭、気の許せる友人との会話などがあります。

・冷え症改善
血流を促すために、適度に運動しましょう。
また、足や手を冷やさないように、厚手の靴下や指ぬき手袋などを活用してくださいね。

・集中力アップ
十分に睡眠をとって疲れを残さないことにより、集中力が高まります。

テアニンはサプリから摂るのがおすすめ!

テアニンは緑茶に含まれていますが、集中力アップや冷え症改善などの効果を得るためには、ある程度多量のテアニンを摂取しなければなりません。
お茶から多くのテアニンを摂取することは難しいので、サプリから摂りましょう。