身食べ物の名前を冠したダイエット方法は、これまで数え切れないほどありました。しかし、今回紹介するダイエットは、ひと味もふた味も違います!

「血液型ダイエット」って、聞いたことありますか?

血液型でダイエットと聞くと、「迷信や占いみたいなもの?」と思う人も多いかもしれませんね。

でも違うんです!

血液型ダイエットは、ドクターによるきちんとした研究に基づいた、信頼できるダイエット方法なんです。

自分の血液型に合ったダイエットがどんなものか、気になりますよね! それでは、詳しくみていきましょう。

血液型ダイエットとは

血液型ダイエットは、主に食事法によるダイエットです。

アメリカのピーター・J・ダダモ博士が提唱する「それぞれの血液型に合った食事がある」という考え方に基づいており、日本では「ダダモ博士のNEW血液型健康ダイエット」が出版され、大きな話題となりました。

ダダモ博士の研究によると、人は血液型によって、かかりやすい病気のタイプ・食べるべき食品・適した運動の方法などが大きく違ってくるのだそうです。

過去に「◯◯ダイエット」に挑戦して、ある食品を食べ続けてみたけれど痩せることができなかった…という場合は、もしかしたらそれが「自分の血に合っていない」食べ物だったのかもしれません!

自分が食べるべき食品が分かれば、自分に合った「◯◯ダイエット」が見つかりますし、普段行っている別のダイエットの効果を高めることにもつながっていきそうですね。

血液に合うか、合わないか

「血液に合う/合わない」というのは、一体どういうことなのでしょうか。

ここで重要になってくるのは、食べ物の中に含まれている「レクチン」というタンパク質の一種です。

レクチンは、身体の中に入ると、血液型によってまったく違う影響を及ぼします。

自分の血に合わないレクチンが入ってくると、消化系、免疫系など、身体のさまざまな場所に悪影響があるのだそうです。合わないレクチンが起こす症状は、腹痛、湿疹、頭痛、下痢、集中力がなくなるなどさまざまですが、すべて炎症反応です。

食後にこういった反応がいつも起こるという場合は、普段から、血液型に合っていない食べ物をたくさん摂っているのかもしれません。

一般的に身体に良いとされている食べ物を食べたり、ダイエットできると言われている食品を一生懸命食べたりしていても、それが自分の血に合っていなければ、痩せないどころか病気を引き起こしてしまう危険性もあるのです。

具体的にはどんなことをするの?

血液型ダイエットでは、自分の血に合わない食べ物については、1日に食べる食事量の20%以下に抑えることをすすめています。

一切食べるなというものではないので、取りかかりやすいですよね。

ダイエットで最も辛い、「空腹を我慢する」というようなこともありません。

血液型ダイエットのいいところ

血液型ダイエットには、おすすめできるポイントがいくつかありますので、ご紹介しましょう。

1.挫折しにくい

ダイエットでは、壁にぶつかって心が折れ、途中で止めてしまうという人がとても多いようです。

血液型ダイエットは、「食べたほうが良いもの」「あまりたくさん食べないほうが良いもの」があるだけで、何かを絶対に食べてはいけない!というような規制はありません。

身体に合っていないものをたくさん摂取していたのなら、それを減らすだけでいいのですから、ストレスを最小限にして取り組むことが可能です。

2.リバウンドしにくい

食べる量を減らすダイエットではないので、食べられなかった反動でドカ食いをしてしまうというようなリバウンドは起こりません。

今食べている量の中で、食材を変更するだけなので、空腹のストレスが無いのが嬉しいポイントです。

3.精神的にも◎

それぞれの血液型が持つ身体の特徴に合わせたダイエットですが、精神面からも強くアプローチをするので、気持ちよくダイエットができるはずです。

「血に合った」食品を積極的に摂るよう心がければ、心も穏やかで健康になりますよ。

それでは、気になる血液型別のダイエット方法をみていきましょう!人類の歴史の中で、それぞれの血液型が生まれた順番に説明していきます。

O型のダイエット方法

まずは、O型の人に向いているとされるダイエット方法についてご説明していきます。

バックグラウンドは「狩猟民族」

もともと人類の血液は、すべてがO型だったといわれており、血液型としてはO型が最も古いとされています。そのルーツは「狩猟民族」であり、O型の祖先たちは、食べ物となる動物を追って移住をしていました。

適した食事は?

O型の人には、肉や魚など動物性のタンパク質をメインにした食事が向いています。

一方で、消化しにくいといわれる乳製品、小麦製品などは、避けた方が良い食材です。

狩猟民族だったというルーツから考えて、O型の人はまさに「肉食」です。O型の祖先達は、日々の狩りなどで体をよく動かし、高タンパクな食生活をしていたことでしょう。

身体の特徴としては、胃酸の分泌が盛んで、消化器系が丈夫であるという傾向があるようです。

赤身の肉がおすすめ!

肉食ということもあり、O型の人にはとにかくお肉がおすすめなのですが、中でも脂身の少ない赤身の牛肉、羊肉が、最も効率よくエネルギーに変換されます。

これら赤身のお肉を食べると、O型の人はぐっと代謝が良くなり、痩せやすい身体をつくることができるといわれています。

豚肉や加工食肉よりも、牛肉や羊肉などを中心に摂る方が「血に合って」いるようですね。

小麦、乳製品はNG!

冒頭でレクチンについて説明しましたが、小麦のグルテンに含まれているレクチンは、O型に取ってはあまり好ましいものではありません。

代謝の促進を妨げ、身体の中でカロリーの燃焼がしにくくなってしまいます。

また、乳製品に関しては、O型の人にとっては分解・吸収がしづらい食品になりますので、体質に合っていません。

O型でパンやパスタ、乳製品が好きな人は、少し控えめにするようにしてみましょう。

その他、痩せやすい/痩せにくい食品

痩せやすい:青魚、鮭、玉ねぎ、かぼちゃなど
痩せにくい:芋類、とうもろこし、ナッツ類、いちごなど

適した運動は?

O型の人に適したダイエットは、やはり「激しめの運動」になります。

ルーツが狩猟民族ですから、何となくうなずけますね! 有酸素運動でのエアロビクスなどが効果ありそうです。

ダイエットには、O型向きの食事を摂るとともに、これらの運動を積極的に行っていきましょう!

A型のダイエット方法

次に、A型の人に向いているとされるダイエット方法についてご説明していきます。

バックグラウンドは「農耕民族」

A型は、人類の生活が「移動型の狩猟中心」から「定住型の農耕中心」へと変化した時代に発生した血液型であるといわれています。

土を耕し、さまざまな作物を育てて食べていたA型の祖先たちですから、O型とはいかにも違う特徴をかねそなえていそうですよね!

適した食事は?

A型の人には、野菜や果物などをたくさん摂るベジタリアンタイプの食事が適しています。

お肉を食べてはいけない、ということではないのですが、消化がしづらいので、できるだけ避けた方が良さそうです。

O型の人が「消化器系が丈夫」というのとは対照的に、A型は消化器系がとても繊細なのだそう。

胃腸に負担をかけない、できるだけ自然のままの食品を摂ることが大切です。

野菜をたくさん!

A型の人の身体は、野菜をたくさん摂ることで代謝がアップするようになっています。老廃物をどんどん外に出すために、なるべくたくさんの野菜を食べるのが良いでしょう。
ただ、食べ過ぎると良くない野菜もあるので注意しましょう。トマト・なすは凝集作用が強く、A型の人の消化器系にはあまり良くないのだそうです。

お肉は控えめに!

A型の人にとって、お肉は消化がされづらいため、最終的に脂肪として蓄えられてしまいます。ダイエットに不向きなだけでなく、身体にも良くなさそうですね。お肉を食べたいなら、鶏肉が良いでしょう。

お肉を摂らない方が良いA型にとっては、大豆製品やナッツ類がタンパク源としておすすめです。

お肉大好き!というA型さんにとっては少々つらいかもしれませんが、いま食べている量から少し減らすだけでも、体調に変化が感じられるかもしれませんよ。

その他、痩せやすい/痩せにくい食品

痩せやすい:青魚、玄米、そばなど
痩せにくい:貝類、甲殻類、マンゴーなど

適した運動は?

A型に適した運動は、結果としてリラックスできるような軽い運動です。太極拳や、ヨガなどがおすすめなので、試してみてくださいね。

B型のダイエット方法

次に、B型の人に向いているとされるダイエット方法についてご説明していきます。

バックグラウンドは「遊牧民族」

B型のルーツは遊牧民族。その祖先たちは、羊とともに移動を続け、さまざまな環境に適応してきました。

よってB型の人たちは、さまざまな食品を受け入れることができ、異物に対しての耐性も強いようです。

適した食事は?

B型の人には、他の血液型とは大きく違う特徴があります。それは、乳製品が身体に合うということ。

さすが遊牧民族!という感じがしますね。

また、羊肉とも大変相性が良いというのも、うなずけます。

一方で、一般的には身体に良いとされているナッツや胡麻などは、B型にとっては代謝を悪くするものであり、太る原因にもなっているのだそうです。

適度な乳製品

乳製品が太りにくい食べ物であるというのは、B型だけに見られる特徴です。

チーズやヨーグルトなどが好きな人は、積極的に摂りましょう。ただ、日本ではもともと乳製品を食べるという習慣が無かったため、欧米人のB型ほどは「合っていない」ということもあります。

摂り過ぎには注意しましょう。

穀類、ナッツは代謝を下げる!

穀類に耐性が低いので、小麦粉を使ったもの、そばなどは避けた方が良さそうです。

ナッツ類も同様で、特にピーナッツ、ごまなどは代謝の効率を悪くする原因になるため、ダイエットには大敵といえるでしょう。

疲労や低血糖の原因にもなるそうです。

パスタやパンを食べることが多い人は、一部を白米に置き換えていくと良さそうですね。

その他、痩せやすい/痩せにくい食品

痩せやすい:レバー、青魚、緑茶など

痩せにくい:アボカド、ココナッツ、とうもろこしなど

適した運動は?

さまざまな環境に適応してきたというルーツを持つB型の人には、飽きることなく楽しめる運動がおすすめです。

ハイキングやサイクリングなど、景色を楽しみながらできる運動、またはテニスなど人と一緒に楽しめる運動が向いているようです。

週末などに、楽しみとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

AB型のダイエット方法

最後に、AB型の人に向いているとされるダイエット方法についてご説明していきます。

生物学的に複雑?!

一番最後に誕生したAB型は、発生してからまだ1000年に満たない新しい血液型であり、人口の5%以下という「少数派」です。

A型とB型、両方の特徴を併せ持ち、生物学的にも複雑な要素をたくさん持っているのだそう。

適した食事は?

A型と同様に、野菜をたくさん摂ると良いでしょう。

他の血液型と比較したときに感染症にかかりやすいといわれるAB型の人にとって、野菜は病気を防ぐためにたっぷり摂っておきたい食べ物です。

乳製品は◎

B型と同様に、AB型の人の身体には乳製品がよく合います。摂りすぎないよう注意しながら、毎日少しずつ食べるなどしていきましょう。

お肉はOK、でも控えめに!

A型はお肉がNGでしたね。AB型の人も、胃酸の量が少なめという点では、A型の特徴を受け継いでいます。でも、いろいろな食物に対する順応性があるというB型的な特徴のおかげで、AB型の場合はお肉を食べてもOKなのだそう。

ただ、ダイエットを目的とする場合には、お肉は少なめにし、野菜を多めにすると良いですね。

小麦粉はNG!

小麦粉は、AB型の人の代謝を弱くするという働きがあるようです。ダイエットには向かないので、パンやパスタなどはなるべく避けた方が良さそうです。

その他、痩せやすい/痩せにくい食品

痩せやすい:大豆製品、青魚、さつまいもなど
痩せにくい:加工食肉、うなぎ、アボカドなど

適した運動は?

AB型に適した運動は、A型と同様、リラックス効果が期待できるような運動です。太極拳やヨガ、ストレッチなど、日々の生活に取り入れてみましょう。

血液型ダイエットが成功した人たちの声

血液型ダイエットが成功した人たちからは、こんな声が多く聞かれます。
・いつも無気力だったのに、やる気が出てきた。ジョギングを始めた。
・いつも胃が重かったのに、それを感じなくなった。
・うつ病気味だったのが治ってきて、運動する気分になれた。
・頭がスッキリしてきて、気力に満ちた感じがする。

「血液型ダイエットをやったら痩せた」ということよりも、「身体にエネルギーが満ちた感じがする」とか、「頭脳が明晰になった」という声がとても多いのです。

心身ともにスッキリした状態で、自分に合った食べ物を食べ、自分に合った運動を行うようにすれば、自然と体重も減っている…。

血液型ダイエットは、そんなダイエットなのです。

「ダイエットしなければ」というストレスは、実は身体にはあまりよくありません。

結果的に痩せたとしても、またすぐに戻ってしまう原因になりますし、心が不健康な状態でいたら、体重が減ってもあまり意味がありませんよね。

また、「◯◯は身体にいい」「◯◯は痩せる」という既成概念に縛られなくなることで、自分の身体に対して受け身ではなく、積極的に関わっていこうという気持ちが生まれてきます。

前向きな気持ちは、ダイエットにとってはとても大切なポイントなのです。

血液型ダイエットは、心身の健康を第一に考えたダイエットです。まずは自分の血液型に合った食べ物を自ら調べることから、始めてみてください。

まとめ

いかがでしたか? 血液型ダイエットと聞いて、「占いかな?」と思った方! 全然違っていましたね〜!

ダダモ博士の、きちんとした研究に基づいた、なかなか説得力のあるダイエット方法でしたね。

血液型別に祖先までさかのぼり、その祖先がどんな生活スタイルで暮らしていた人たちだったのかと考えると、どれも納得できる結果ばかりです。

もしも、自分の大好きな食べ物が「血に合っていない」という結果が出たとしても、それを食べることをやめる必要はありません。

大好きだからこそたくさん食べてしまっていたのなら、その量を少し減らせば良いだけなのです。

結果的に体調が良くなれば、それを食べたいという気持ちもだんだんと減少していくのに驚くかもしれません。

おのずと、自分の「血に合った」食べ物を好むようになっていくことでしょう。

ストレスなく痩せることができる血液型ダイエットは、1日2日で効果が出るダイエットではありません。でも長い目で見たら、身体のためにも心のためにも、健康的に痩せられる素晴らしい方法です。他のダイエットと併用できるのも嬉しいところ。ぜひ今日から取り入れて、美しい身体を手に入れてくださいね!